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【下描き】

 下描きは、ネームではまだまだ大雑把だった細かい部分を決定しながら描いていきます。
 原稿用紙をできるだけ汚さないように、傷めないようにして描いてください。紙が傷むと、ペン入れの際にインクがにじみやすくなったりします。
 筆圧が強かったり何度も描き直したりすると、紙が傷んでしまってペン入れの時にインクの線がにじんだりするようになります。あまりにも傷んでしまった場合は、紙を新しくして描き直してください。
 ただ描き直すのもいいですが、急ぐ場合はトレスボックスなどを利用して、透かして描き写すのが楽です。
 また、手の油や汗が原稿用紙に移ってしまうことがあるので、手の下に何かを敷くか、手袋をしましょう。

 線を荒く描いたままの人は荒いままですし、ほとんど完成原稿と同じところまで描き上げる人もいます。
 要はペン入れができればいいのですから、個人の好みの問題です。

 背景を描く順序として、人物など重要なものだけをまず描いておき、背景などはおおまかに描いておき、人物などにペン入れをしてから、ちゃんと描きこむということもできます。
 そちらが描きやすいという方は、そちらの方法でいいでしょう。
 特に、人物で背景の大部分が隠れてしまって背景が描きにくいというときに、その方法でやると描きやすいはずです。

 漫画に使用する紙は、市販されている漫画用原稿用紙がやはり便利です。110kgのものと135kgのものがあり、135kgもののほうが少し厚く重いです。
 いくつかの商品を比べてみると、紙がすごく白いものと自然な色のもの、原稿としてのガイド線が薄いものと濃いものがあると思います。

 またガイド線が濃いものは、その上にトーンを貼った場合にガイド線が印刷されてしまうことがあるようです。
 ですから、あまりガイド線が濃いものは避けた方が無難でしょう。
 紙のサイズは雑誌の賞などに投稿するなら、B4サイズになります。

 下描きの際には、消しゴムのカスを払うためにブラシや羽ボウキがあると便利です。


  • 下描きの例
     ./img/howto/ebmemo08.gif
    ※割ときっちり描きこんであります。下描き線をペンできっちりなぞるタイプです。丁寧な仕上がりになりやすいですが、反面勢いが弱まります。




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