【注意点】
インターネットのウェブサイトに自作の小説を掲載し公開する時に、これはやってはいけない、もしくは、これをやると危険、という例を紹介しておきます。
また小説としても、危ないものも同時に紹介しておきます。
○字が小さすぎる
単純に、読みにくいです。
特に、画数の多い漢字が判別できなくなるほどに小さい文字表示にしているウェブサイトにも時々出会います。
人それぞれ好みがありますから、小さい文字が好きだとか読みやすい人という人も確かにいます。ただ、それでも限度というものがありますので、気を配ってください。
参考にするとすれば、Yahoo!やそのほかのニュースサイトなど、多くの人が文章を読むために集まるサイトを参考にすると良いでしょう。
例としては、タグでsmallに指定したものより、さらに小さくするというのが、小さすぎる文字ということになります。
○段落ごとに空白行をはさむ
Webでもっとも頻繁に見るタイプがこのタイプです。
詩などでならともかく、小説で段落ごとに空白行というのは、文法的に明らかに間違っています。
当然ながら、「そのタイプが大嫌いだ」という人もかなりいますので、そういう人は絶対に読んでくれません。非常に危険です。
どうしても空白を作りたいという人は、htmlとスタイルシートを勉強してください。
具体的には、スタイルシートの「line-height」を使用することで、行間のコントロールができます。
よくわからない人は試しに、<p>タグなどで
<p style="line-height:18pt;">と書いてみてください。数字を変えることで行間をコントロールできます。
行と行の間を開けるというのは、そういうレイアウト的な処理をすることで、空白行を入れるというのは、基本的に大きな勘違いです。
Windowsのメモ帳などで編集するプレーンテキストの場合は、仕方がないのであきらめましょう。『たてよみtxt』など、何かの特別なソフトを使うしかありません。
○世界設定の説明がついている
ファンタジー世界の状況などが、説明文として別記されている小説を時々見ます。
残念ながら、これは最低です。
そういった世界観の説明を、うまく小説本体に組み込むのが常識ですので、世界説明が別に、しかも「小説を読む前にどうぞ」というように置いてあるのは、お話になりません。
絶対にやめましょう。
ただ長編連載小説になってくれば、キャラクター紹介などは、あってもいいかもしれません。
途中から読むという人への配慮として、簡単なそれまでの内容説明もあっていいでしょう。
とはいえ、あくまでも「簡潔に」です。
大事なことは、本編に織り込んでください。
○セリフ8割、文章2割
かぎ括弧でくくるセリフだけが延々とつづくという、小説が結構あります。
作風というものがありますので、ライトノベルなどでは場面によっては多少セリフが多めになることもあります。
ただそれでも、セリフの量はせいぜい全体の文書量の半分くらいまでに抑えるのが普通です。
それを遙かに超えるようなセリフ量になっている小説は、単純にいらないことをしゃべっているか、状況を説明する不自然なセリフがやたらと多いものかのどちらかです。
単純にセリフが多ければ読みやすいというものではなくて、逆に必要のないつまらないセリフを多く読まされる小説は、結局は面白くない印象を受けてしまいます。
つまらないセリフを切り捨てる判断も、大事です。
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