TOP > 悪のり合作劇場


【ゲットだぜ!】


「おっすコネ、2か月半ぶりだな」


「おっす、まで言って、なぜオラ悟空とつづけない……」


「さすがに恥ずかしいだろ。しねってキー打ったら『氏ね』って一発変換されるパソコンぐらい恥ずかしいだろ」


「ヌイの腐れパソコンのことはいいとして、ちゃんと描いてる~?」


「誰のパソコンだよ! ……って、描いてるよ。あとはペン入れとトーンだ」


「ふーん。そんなバカでノロマなヌイにお知らせがあるんだぜ!」


「なんだ?」


「あの完成原稿を漫画賞に投稿したら入賞して、なんと賞金30万円がっ!」


「おおっ! マジで! 30万、30万かっ!」


「さんじゅーまん♪ さんじゅーまん♪」


<コーンフレーク♪ コーンフレーク♪>


「おまえのものはっ俺のもの♪ 俺のものもっ俺のもの♪」


「ちょっとまてぃ! 何言った今!」


「え~? もちろん冗談だよ~。ヌイのものはコネのもの、コネのものはコネのもの、だよねっ! 大好きだよっヌイ☆」


「おまえサイアク……。言いかえただけで剛田イズム継承中じゃねーか!」


「ええ~? だってほら、契約書のここに書いてあるしっ!」


「は? えーと……『賞金および原稿料はすべて原作者のものとする』――た、たしかに。でも、だって契約書つっても……」


「知らないの~? 契約書は、ちゃんと読まない人がバカなんだよ~」


<ゴリヨウはケイカクテキに>


「は、はかったなっ!?」


「フフフ……、コネの靴にキスをするなら、画材代ぐらいはめぐんでやろう」


「くっ……」


「なーんちゃって☆」


「は?」


「ジョーダンジョーダン。ヌイにそんなことするわけないじゃん」


「……っ! そ、そうだよな。さすがにそんなわけないよなっ!」


「そうだよ~。これから二人三脚で漫画道を歩いて行こうよ!」


「お、おう、まかせとけ! 描くぜー超描くぜー!」


「これからもずっとヨロシクねっ! えへっ!」




























「手はずは?」


<モーマンタイ>


「著作権、版権……今後の合作漫画のありとあらゆる権利をすべて押さえるのよ。ヌイの終身専属契約でね。ヌイは長い文章を読むと眠くなるから、契約書はできるだけ長くね」


<イエス・マイ・ロード>


「ウフフフフフ……ヌイのこと、大好きだよ」


<コーンフレーク♪ コーンフレーク♪>





>> おわり